いきいきブログ

「最期」向き合える場に

雨ごとに涼しくなっているように感じますね。

9月後半になり30年度の半分が過ぎようとしています。介護業界での話題を思い返すと、介護保険料の引き上げや、「終末期医療」について厚生労働省が指針を改定するなどニュースがありました。

今月は敬老の日があり、ご利用者様や自分の両親が元気でいてくれることをうれしく感じるこの頃です。職業柄、「人生の最期」を考えさせられる機会が多くありますが、身内と話すとなるときっかけがつかめないものです。厚労省の調査によると、「終末期医療」について家族らと話し合ったことがある人は半数以下にとどまっている結果もあります。

「終末期医療」にかかる本人が意思表示ができなくなったときに備えて、家族、医療、介護スタッフを交え、早い段階から治療法などいろいろなことを決めておく取り組みは、私たちの間では「アドバンス・ケア・プランニング」と呼んでいます。

意思表示できるうちに、「最期」に向き合っておくと、さまざまな情報を得られやすく、気持ちに余裕を持って話し合えます。結果的によりよい最期を迎えることにつながっていきます。

「人生の最期」をタブー視してしまうのではなく、一緒に向き合っていく。私どものデイサービス、ケアプラン、ライフケアセンターを、そういう場にしていけたらと思います。今後とも私ども松本グループをよろしくお願いいたします。(by取締役社長 阿部)

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